[最終更新日]2018年3月28日
今回の地震により、下水道管路ではマンホールの隆起や管路の破損、汚水の滞留が発生しており、また、浄化センター・ポンプ場では機器が損傷するなど被害を受けております。
現在、市民の方々から頂きました通報や職員の現地調査で把握しました損傷箇所について、応急復旧に取り組んでおります。また、東京都及び19の政令指定都市の支援により市全域の管路被害調査を行っており、下水道管路の被災状況を把握しているところです。
5月11日時点の下水道施設(下水道管路及び浄化センター・ポンプ場等)の被害や応急復旧などの状況は下表のとおりです。
表-1 下水道管理の被害及び応急復旧状況
被害箇所数 | 応急復旧済数 | 応急復旧率(%) | |
マンホール隆起 | 70 | 55 | 78.6 |
道路陥没 | 326 | 247 | 75.8 |
計 | 396 | 302 | 76.3 |
表-2 下水道管路の被災管路調査状況(大都市20都市による支援調査+熊本市調査)
被災管路延長(km) | 2次調査終了延長(km) | 進捗率(%) | |
下水道管路 | 113 | 41.8 | 37.0 |
※現在、2次調査(TVカメラ調査)を実施中(5月中完了を目標)
表-3 浄化センター・ポンプ場等の被害及び復旧状況
被害箇所数 | 復旧済数 | 復旧率(%) | |
浄化センター(5施設) | 90 | 51 | 56.7 |
ポンプ場(13施設) | 16 | 2 | 12.5 |
マンホールポンプ | 5 | 3 | 60.0 |
計 | 111 | 56 | 50.5 |
※全ての施設において、処理は継続中。未処理は、現在資材の手配中。