[最終更新日]2023年8月15日 9時43分
下水道工事は、ほとんどの場合、道路内を掘削し下水道管を布設していくため車輌の片側通行または車輌通行止めをともないます。したがって交通対策、安全対策、地下埋設物対策を行うとともに、より短期間で下水道管を布設し完成することに努めています。
(1)工事説明会
工事箇所の周辺住民に対し、工事方法やおおよその工事時期の説明を行い、工事に対するご理解とご協力をお願いします。
(2)試験掘
下水道管布設予定の箇所に電気、ガス、水道などの地下埋設物が布設されていないかを確認します。他の地下埋設物が存在し、支障をきたす場合は移設します。試験掘の後は仮復旧を行います。
(3)下水道管布設
現地の状況に応じた下水道計画に基づき、道路内に下水道管の布設工事を行うとともに、各家庭からの汚水を下水道管に流すために、公共桝の設置工事を行います。下水道管の布設方法は道路を掘削する一般的な開削工法のほかに推進工法やシールド工法などがあります。
(4)仮復旧
舗装の本復旧前に行われるものです。
下水道管を布設し終えた部分からひとまず工事交通規制を解放するという目的と車輌が通ることによって埋め戻し土を締め固めるという目的があり、簡易的に舗装を復旧するものです。
(5)本復旧
下水道管布設工事が終わり、埋め戻し土が十分締め固められた路線では元の状態に復旧を行います。