[最終更新日]2012年2月20日 18時59分
水は、海や陸から蒸発して雲となり、雨や雪となって再び地上に降りそそぎ、河川水や地下水として自然に恵みを与え、海へと流れていきます。
このように水は姿を変えながら絶えず循環しています。
※植木台地や金峰山系など、他の水系に降った雨も、同じように地下に浸透して地下水となって熊本市へ流れてきます。
熊本地域は、古代阿蘇山の噴火による堆積物により非常に水を透しやすく、蓄えやすい地層となっています。
私たちが利用している地下水は、白川中流域などの水田や畑地等において、かん養された水です。これらの地域の地下には地下水プールといわれる地下水を蓄える巨大な水がめがあります。
ここで蓄えられた豊富な水は、小さな穴や割れ目の多い砥川溶岩と呼ばれる地層を通り、熊本市の水前寺や江津湖周辺で地表に湧き出しています。