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水道の仕組み

熊本市水道はじまり物語(其の六)

[最終更新日]2012年2月21日

大正三年に起こった第一次世界大戦後、日本は、アジア各地への市場進出や軍需品の売り込みで産業が急速に発展し、今までにない好景気が訪れました。

大正五年には、政府でも財政に余裕ができたので、それまで中止していた水道事業への国庫補助を翌年度から開始することになりました。

就任二年目を迎えた依田市長は、この機会に、以前から問題となっていた水道布設事業に着手することにしました。しかし、大戦の影響で鉄管価格の 値段が上がったため、費用は当初の百十万円が百五十万円(当時の市年間予算の約七倍)まで増加し、本市始まって以来の大事業となりました。

こうした中で、同年五月、内務省から国庫補助の申請を促す連絡がありました。そこで、市長は、市会議員、水道委員、市是調査委員の合同協議会の承認をうけて、臨時市議会を開き、水前寺に水源地を、熊本城内に配水池を設けるとした案を会議にかけました。

議員の間では、水道施設の早期着工に賛否両論が渦巻き、議論が白熱しました。結局、関係議案は原案どおり可決され、それを受けて市長は、直ちに水道布設認可申請書及び国庫補助申請書を内務省へ提出しました。 それから、大蔵、内務の両省と交渉を行うため、上京しました。

つづく

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