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水道の仕組み

「水道計画反対論強まる」(其の十一)

加勢川流域住民との紛争、第六師団長の配水池反対、認可の遅延、鉄価暴騰による不安など、市の水道計画の行き詰まりを反映して、大正五年十二 月、布設尚早論者の反対運動は、ますます盛んになりました。市議会議員の中には、辛島町の肥後相撲館(現:辛島公園附近)で市民大会を開催して数時間に 亘って熱弁を奮い、水道反対の決議文を読み上げ気勢を上げる者もいました。

こうした状況に苦慮した市では、水道の便利さや衛生上の効果などを記載した水道説明書を市民に配布して世論の緩和に努めましたが、効果はあまりありませんでした。

大正六年二月の市議会では、水前寺を水源地とする計画を進めるため、依田市長が加勢川下流域町村と結んだ野田堰密約問題が取り上げられました。 当時の市議会は、まだ着工賛成派の議員が、多数を占めていたため、反対派の攻撃も進展しませんでしたが、この問題は市民の間に、水道計画について疑心暗鬼 を生じ、遂には反対派が世論を制する結果となりました。

同年五月、市議会議員の改選が行われましたが、この頃になると、物価高に悩む市民の間に、市税負担増加を恐れて水道着工反対の声が多くなってき たため、先の市議会で着工賛成派であった議員の中にも、反対派に早変わりする者もあり、賛成を固持した人は枕を並べて落選しました。

つづく

熊本市水道の歴史(其の十一)

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