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水道の仕組み

布設認可指令(其の十四)

大正六年六月二四日の臨時市議会で、認可申請取下げ問題がひと段落すると、市では認可に備えて、水道について市民への啓発運動を活発に開始しました。

七月に入ると市内各町衛生組長会議を開催し、依田市長から申請取下げ問題の経過を説明して、市民の不安を除くとともに、早期着工への協力を求めました。 また、市内各所で衛生談話会を開いたり、水道解説の小冊子を配布したりしました。

そうして遂に、八月一七日、待望の認可指令が県を通じて市へ届きました。前年来、水道尚早論の四面楚歌の中で、苦しみ抜いて来ただけに、市長以下関係者の喜びはひとしおで、「雲霧ヲ排シテ天日ヲ仰グノ感無クンバ非ズ」と、その感激のほどが文書に記されています。

市長の辞職の決意は、すでに六月二四日の臨時市議会で「相当の時期に於て処決する筈である」と明かにされていました。その時期とはまさに水道布 設認可の日であり、市長はこの日を待っていました。八月一七日に認可の指令が正式に市に到着すると、市政全般の残務を六日間で整理したのち、同二三日に辞 表を提出し、この日限りで退職しました。

市長は陸軍の配水池反対、野田堰問題、布設尚早論と市民や市議会の攻撃を一身に浴びながら、布設認可のため文字通り職を賭した、市水道事業第一の功労者でありました。その辞職は九月三日、内務大臣から許可されました。

つづく

熊本市水道の歴史(其の十四)

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