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水道の仕組み

八景水谷水源地焼き討ち(其の十八)

市と水源地設地に反対する農民の両者に歩みよりが見られないまま、季節は5月の中旬になりました。田植えの時期が近まり灌漑水に対する現実的な不安から、農民たちはついに直接行動に出ました。

5月13日、夜明け前から市役所へ向かいはじめ、午前6時には県庁と市役所の間の道路に700人余りの大群衆ができ、警官隊と対峙して『市役所が意思を撤回せぬなら、我々が行って水源地を打ち壊すぞ』と気勢を挙げ、騒乱が起こりだしました。

市は農民たちの退散は不可能と考え、代表者との調整を図りましたが、佐柳市長の説明や立会人の調停にも農民の強硬な態度は変わらず、平行線のまま午後の会談は物別れとなりました。

日暮れを迎え、納得できない一部の農民たちは八景水谷へ移動を始め、その後、第2号井戸のかたわらでは、いよいよ警官隊とにらみあいがはじまりました。

午後10時頃ついに、「ここまで来てなにをぐずぐずしてるかッ!」という叫び声があがると、農民たちは作業場に襲いかかり、格納庫を破壊し、 モーターと部品を砕きコードに火を付け井戸の中へ投げ込みました。また、板壁をはがし、放火したので、格納庫と作業小屋は燃え上がり、駆けつけた消防隊 も、火の勢いに驚いて遠くから見守るだけでした。

火が収まりだすと農民たちは、現場から引き揚げはじめ、帰り道に市役所や市長宅で気勢をあげたりしましたが、危害は加えられませんでした。
当時、市役所内にいた掘江水道部長は「もし、(襲われていたならば)市長以下、我々は自ら処決するしかないと覚悟を決めていた。」と後に語られたそうです。

つづく

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