[最終更新日]2018年3月28日 10時08分
一般に下水道というときは、市町村が主体となって事業を進める公共下水道を指しますが、下水道には次の種類があります。なお、現在熊本市では公共下水道並びに流域関連公共下水道での整備を進めています。
主として、市街地における生活排水や工場排水を排除し、下水処理場で処理してきれいになった水を河川や海に放流するもので、市町村が設置し、管理する下水道です。
一つの河川流域を単位として、二つ以上の市町村にまたがる地域の汚水、雨水などを広域的に排除し処理するもので、都道府県が設置し、管理する下水道です。
主に市街地の雨水を排除するためのもので、降雨による浸水や滞水の被害を防ぎます。浄化センターは有しておらず、雨水は直接河川に流しています。
公共下水道のうちで、農山漁村の環境改善や、観光地などの湖沼の水質保全をはかるための下水道です。
公共下水道のうち、主として市街地のなかで集中して工場や事業所があるところで、工場排水などを集めて処理するもので、費用の一部を企業が負担します。(熊本市にはありません)