[最終更新日]2018年9月6日
熊本市の水道水は、100%地下水で賄っています
・地下水は、雨水などが地下に浸透し、流れていく間に自然にろ過されきれいになります
・地中の炭酸ガスやミネラル分が適度に溶け込みおいしい水となります
・水源の水温が、年間を通じほぼ一定で、夏は冷たく、冬はあたたかく感じます
熊本市の水道水は、厚生省(現:厚生労働省)の「おいしい水」研究会において全国第3位に選ばれるほどのおいしい水です。
おいしい水の要件
水質項目 | おいしい水 | 健軍水源地 (浄水) |
上下水道局 (給水栓水) |
|
蒸発残留物 | 30~200 mg/リットル |
184 | 187 | 主にミネラルの含有量を示し、量が多いと苦味、渋味等が増し、適度に含まれると、こくのあるまろやかな味がする。 |
硬度 | 10~100 mg/リットル |
81 | 81 | カルシウム、マグネシウムの含有量を示し、硬度の低い水はくせがなく、高いと好き嫌いが出る。カルシウムに比べてマグネシウムの多い水は苦味を増す。 |
遊離炭酸 | 3~30 mg/リットル |
– | 3.2 | 水にさわやかな味を与えるが、多いと刺激が強くなる。 |
過マンガン酸 カリウム消費量 |
3以下 mg/リットル |
0.3未満 ※有機物(TOC)の値 |
0.3未満 ※有機物(TOC)の値 |
有機物量を示し、多量に含むと塩素の消費量に影響して、苦味がつくなど水の味を損なう。 ※過マンガン酸カリウム消費量は、現在の基準項目にないため有機物(TOC)の値を記入 |
臭気強度 | 3以下 | 1未満 | 1未満 | 水源の状況により、様々な臭いがつくと不快な味がする。 |
残留塩素 | 0.4以下 mg/リットル |
0.3 | 0.3 | 水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味をまずくする。 |
1985年(昭和60年)4月25日 厚生省(現:厚生労働省)「おいしい水研究会」発表