[最終更新日]2024年1月19日
下水道管は静脈のように都市の地下に縦横に張り巡らされており、汚れた水を浄化センターまで運びます。下水道管にゴミや土砂がたまると汚水の流れを妨げたり、悪臭や詰まり等の原因になりますので、次のような行為は止めてください。
下水道管内で油が凝固し汚水がスムーズに流れなくなり、悪臭の発生や汚水が路上にあふれるなど、住民の方に迷惑をかけることになります。
また、トイレに紙おむつ・ティッシュペーパー・ゴミなどを流すと、下水道管が詰まり、トイレが使えなくなることがあります。トイレでは、水に溶けやすいトイレットペーパー以外のものを 流さないでください。
【処理の仕方】廃食油は、市販の油凝固剤で固めるか、ボロ布などにしみ込ませ燃やすゴミとして出すか、家庭ごみの資源物の拠点回収をご利用ください。
酸は、下水道管のコンクリートを腐食させ、管がつぶれて大きな事故になることがあります。また、揮発性の高い危険物は瞬間的に爆発を起こし、大惨事を招くおそれがあります。
【処理の仕方】専門業者に相談するか、購入した店に引き取りを依頼してください。
マンホールやますに土砂や廃油、木片などを捨てると、下水道管やますが詰まったり、ポンプ場の故障の原因になりますので捨てないでください。
分流式の公共下水道へ流せるのは、汚水(風呂・台所・洗面所・水洗トイレなどの汚水)のみです。雨水を接続されますと下水道管が満水となり浄化センターの処理機能がマヒし、低地帯では汚水が路上にあふれたり、各家庭へ逆流する恐れがありますので絶対に流さないでください。