[最終更新日]2018年4月5日 15時02分
合流式下水道と分流式下水道 | 合流式下水道の改善と今後について |
下水道の排除方式には、汚水(生活雑排水)と道路や屋根などに降った雨水を一本の管に集めて処理並びに排除する合流式と、汚水(生活雑排水)と雨水を別々の管に集めて、汚水は浄化センターで処理し、雨水はそのまま河川などに放流する分流式とがあります。
熊本市の公共下水道は、昭和23年に事業着手しました。昭和30年から昭和40年にかけては、都市化の進展が著しく、生活排水の処理と 共に都市部の浸水対策が重要な課題であったことから、合流式下水道が多くの大都市(全国191都市)で採用されていました。
本市でも昭和28年の大水害を経て、主に浸水防除を目的として昭和50年まで、市中心部をはじめとする中部、東部処理区の一部、859ヘクタール(下記の合流区域図参照)の区域が合流式で整備されています。
その後、水質保全の取り組みが強化されるようになり、昭和51年からは分流式で下水道管の整備(生活排水処理)を優先的に行っています。
熊本市の合流区域
詳細については、熊本市合流改善下水道区域の概要をクリックして下さい。