[最終更新日]2024年7月9日
安全な水道水の供給に、水質検査は欠かせません。
おいしい熊本の水をいつでも安心して飲んでいただくために、水運用課水質管理室では水源から蛇口にいたるまでの水質を把握し、徹底した品質管理を行っています。
水道水質検査の詳細や水質検査結果につきましては、別ページに掲載している「水質検査計画」、「給水栓水水質検査結果」、「水質試験年報(上水道)」をご覧ください。
定期水質検査の回数
・原水(井戸からくみあげたそのままの水) 年3回
・浄水(原水を塩素消毒等した水) 年4回
・給水栓水(公民館や公園等の蛇口から出る水) 月1回
なお、給水栓水では、毎月の検査とは別に、味、臭い、水温、残留塩素、色、濁りの検査を毎日実施しています。
その他検査・調査
・新設の施設、管路などの通水前の水質検査
・薬品(消毒用の次亜塩素酸ナトリウム)の検査
・各種調査、研究 など
検査項目
・水質基準項目 51項目
・水質管理目標設定項目 25項目
主要検査機器
・誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)
・ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)
・全有機炭素計(TOC計)
・イオンクロマトグラフ (IC)
・高速液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS/MS)
・リアルタイムPCR装置
水質検査の信頼性保証
水運用課水質管理室では、「水道GLP」の認定を取得し、水質検査結果の精度と信頼性の確保に努めています。
※水道GLPとは、水道水質検査優良試験所規範の略称で、水道事業体等が行う水道水質検査における信頼性保証体制を導入する手段として、公益社団法人日本水道協会が策定したものです。