この写真は、どこから撮ったものでしょうか?
正解は、立田山の配水池から撮った写真です。
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配水池とは?配水量(みなさんの家に配る水の量)を調整するために、一時的に水を貯めておく池のことです。
上のグラフは、ある1日の熊本市での水の使われ方です。夜間は、あまり使われず、朝ごはん時の6時~8時にひとつの山を向かえ、夕ご飯やお風呂のために、18時~22時頃にもうひとつの山を向かえます。このように水の使われ方は、一定ではありません。そのため、水の使用が集中する時間帯でも水の出が悪くならないように、大量の水を蓄えているのです。熊本市の水道は、大正13年(1924年)11月に、八景水谷を水源地に、立田山を配水池として給水を開始しました。
では、どうして立田山配水池は、このように高いところにあるのでしょうか?実は、配水池には、高台の配水池から高低差を利用して水をお届けする「自然流下式」と、平地にある配水池から配水ポンプの力で水をお届けする「ポンプ加圧式」の二通りの配水方法があります。立田山配水池は、自然流下式の配水池になります。
※詳しくは→水道のしくみ